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メタボリックシンドロームとは? メタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)とは一般的に「内臓脂肪症候群」と呼ばれています。メタボリック=代謝 シンドローム=症候群 の意味で「肥満、高脂血症、高血糖、高血圧」といった「動脈硬化」の危険因子をいくつも併せもった状態のことをいいます。これらの症状が重複すると動脈硬化を促進し、さらには致命的な心筋梗塞や脳梗塞などを起こしやすいことが分かっています。 WHO(世界保健機構)によると、このメタボリックシンドロームにかかっている人は、世界的に増え続けているそうです。世界一の肥満大国でもある米国ではこの問題に対応しるため、 年にメタボリックシンドロームの診断基準を発表しました。米国では、成人の4人に1人が該当するといわれており、欧米化が進んでいる日本人も厚生労働省の調査によると、 40~74歳までの中高年世代においては、男性では2人に1人、女性は5人に人が該当すると言われています。 メタボリックシンドロームの原因 体に蓄積する脂肪(肥満)には、内臓脂肪と皮下脂肪があります。 「内臓脂肪型肥満」 「皮下脂肪型肥満」 メタボリックシンドロームは内臓脂肪型肥満と密接に関わっています。 内臓脂肪を皮下脂肪では、エネルギーの使われ方も違います。 エネルギーの備蓄を預金にして例えると、内臓脂肪は日々の生活のための普通預金、皮下脂肪はいざというときに備える定期預金といえます。つまり内臓脂肪は日頃の生活習慣などで簡単にたまる一方、食生活や運動などの生活習慣に気をつけることで減らすことができます。一般的に内臓脂肪型肥満は男性に多く、皮下脂肪型肥満は女性に多いといわれています。 生活習慣チェック表 こんな人は要注意
今のところ生活習慣病はないし、肥満でもないから大丈夫だと思っていませんか? メタボリックシンドロームを防ぐためには メタボリックシンドロームは生活習慣と密接に関係しています。まずは生活習慣を見直してみましょう。規則正しいバランスのとれた食事と、適度な運動をし、内蔵脂肪をためないような生活スタイルです。 メタボリックシンドロームを防止する10ヶ条
メタボリックシンドロームを防ぐための適正体重 メタボリックシンドロームを防ぐのに大切なのが適正な体重の維持です。 標準体重の計算方法 標準体重=身長(m)²×22 BMI=体重(kg)÷身長(m)² 例えば、身長170㎝ 体重70㎏ なら、70÷1.7²=24.22です BMIによって肥満はどうかまたその度合いがわかります。
BMIは「22」が理想的です
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